母袋俊也展「《ta・KK・ei 2020》―「奇数連結」再始動―」
母袋俊也展の展示作業が終わりました。正式には11月6日からの会期ですが、本日よりホールで作品をご覧になることができます。今回は圧倒的迫力の現代美術の展示になりました。
中世ドイツの画家グリューネヴァルトの磔刑図を主題にした3枚組の絵画《ta・KK・ei》。タイトルも3分割され、中心部が大文字になっていて、祭壇画に代表される西洋絵画の中心性の強い「奇数連結」の法則を表しています(それに対し、東洋絵画の障屏画は「偶数連結」が主流)。
グリューネヴァルトの時代はペストが流行し、施療院の祭壇画として磔刑図が描かれましたが、コロナ禍の時代の新作《ta・KK・ei 2020》は、どのように世界とつながっていくのでしょうか。
詳しくは展覧会特設サイトをご覧ください。
https://nanawata.com/gallerydetail/motaitoshiya/
展示は年明け1月31日まで。お見逃しなく。