しばらく中断していた川越NANAWATAでの演奏会。客席半数、弦楽器という条件つきで、少しずつ再開することにしました。
再開最初の公演は、気鋭のヴァイオリニスト・戸島さや野さん。
母袋俊也さんの現代的な磔刑図の前で、バッハの６つの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータを2回に分けて演奏するという企画です。
今春亡くなられた彼女の父親の戸島美喜夫さんは、小杉武久や塩見允枝子、刀根康尚らとともに「グループ・音楽」を結成した経歴を持つ作曲家。現代美術とヴァイオリン演奏の共演も、彼女ならばこそ、と思って試みることにしました。
まだ残席に余裕はありますが、お早目にお申し込みください。

【プログラム】
バッハ ６つの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ BWV1001~1006
●第1回（11月29日）
ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001、パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002、ソナタ 第３番 ハ長調 BWV1005
●第2回（12月26日）
ソナタ 第２番 イ短調 BWV1003、パルティータ 第３番 ホ長調 BWV1006、パルティータ第２番 ニ短調 BWV1004
いずれも午後2時開演（午後1時開場）。エクレア・ドリンク付き（テイクアウト可）、各回一般3500円／学生2500円。定員20名（要予約）
https://nanawata.com/musicdetail/tojimasayano/

★12月26日午後4時半からは、柿木伸之さん（哲学・美学、岩波新書『ヴァルター・ベンヤミン』著者）をゲストに迎え、母袋俊也展のトークイベントを行います。コンサート＋トーク共通入場券（一般4500円／学生3500円）もご予約いただけます。