NANAWATAでベーコンを仕入れている愛知県犬山市のサイトウハムを見学してきました。
かつてTBSの「兼高かおる世界の旅」を観た先代の代表が、出演していたドイツのマイスターを直接訪ねたことがきっかけで技術提携し、無添加のハムやソーセージ、ベーコンを作ることになったそうです。

安曇野で放牧し、季節の野菜や果物を食べさせて育てた健康な豚の肉を仕入れ、オーストラリア産のオーガニックの塩で漬けて氷温熟成。ドイツから輸入したブナのチップを使って燻製し、一品一品、手間をかけて作っていくというお話を伺い、工場内も見せていただきました。

行ってみて驚いたのですが、本社・工場・売店が直結している小規模な会社でした。しかも顧客の8割が個人、それも30、40年前からの固定客が多いとのこと。
当時はまだ無添加やオーガニックの商品も少なく、宅急便も発達していなかったので、東京まで冷凍車で個配していたとか。

大量生産ではない多品種少量の製造方針に、深く共感しました。

NANAWATAでは、カルボナーラやB.L.T.サンドにベーコンを使っています。
インタビューの内容は、11月発行予定の『NANAWATA NOTE 08』に掲載いたします。

サイトウハムのホームページでは、無添加食品のネット販売も行っていますので、ぜひ美味しいお肉の味をお試しください。