世田谷美術館の野田尚稔さん（右）をゲストにお招きして、橋本トモコさんとのトークイベント「時空をめぐる、時空をつくる」を開催しました。
心配された天候も持ちこたえ、多くの方にご来場いただきました。

おふたりとも多摩美術大学の出身。同じ時期に在籍されていたのですが、学部が違うということもあり、お会いしたことはなかったとか。

芸術に向き合う真摯な姿勢が共通する画家と学芸員による、絵画の成り立ちをめぐる非常に濃密なお話でした。

トークの抄録は、こちらからお読みいただけます。

絵画のモチーフや技法を音楽にたとえた橋本さんの説明はわかりやすくて好評でした。
また、絵画の着想のきっかけとなったスイスのビルスリバーの風景からはじまり、古典技法や空間構成についての考え方を丁寧に引き出していく野田さんの進行も、落ち着いて聞きやすいものでした。

ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

（写真撮影＝金田幸三）