須惠朋子展 縄文笛コンサート
須惠朋子展の関連企画として開催された縄文笛コンサート。
おかげさまで会場は満席、大盛況でした。
縄文笛つよしさんは、「笛」であったかもしれない縄文時代の土器(復元)を用いて、風の音、あるいは大地の咆哮を想起させるような力強い演奏される方です。
5年前の須惠朋子展の際にも演奏をしていただき、今回もまた、須惠さんの久高島の絵画のシリーズの前で、色と音が不思議な調和を生み出すような、素晴らしい演奏をしてくださいました。
演奏のあいまには、須惠さんの作家トークも行いました。
会場には、須惠さんの話を初めて聞く方も、何度も聞いている方もいらっしゃいましたが、なごやかに絵画制作の過程をお話する、楽しいトークでした。
身近にある自然の石を砕いて絵具にする須惠さんの絵画。
今回は縄文笛さんも、石に開いた穴が十字に交差している状態の古代の翡翠の「笛」を演奏されていました。
身近な素材が絵具や楽器になるという点も、おふたりの共通点なのだと思います。
「須惠朋子 ニライカナイを想う」展も11月6日までとなりました。
残りの会期もどうぞ最後までお楽しみください。