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大平由香理 地(つち)ならば

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2025年4月29日(火)から「大平由香理 地(つち)ならば」展を開催します。
https://nanawata.com/gallerydetail/ohirayukari/
NANAWATAの空間に、大きな木が生えました。
来場者の方に花や葉のシールを貼っていただき、会期中に絵が変化していく作品です。

以下は、大平さんによる作家ステートメントです。

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私はこれまで様々な地に訪れ、そこでの出会いや経験を作品に描いてきました。
本展のタイトルである「地(つち)ならば」は、川越を訪れた際に市内の氷川神社境内で出会った万葉集歌人である山上憶良の「惑へる情(こころ)を反さしむる歌」の歌碑よりその一部を引用しています。
川越の街並みを歩いていると多様な時代の建物が混在し、幾つかの時間軸を往来するような不思議な感覚になります。それと同時に、脈々と地(つち)につながる悠久の時の流れを感じます。
今回の展覧会を通じ、私が感じたこの地のこれまでとこれからに想いをはせていただける機会となれば幸いです。

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6月1日(日)午後2時(午後1時開場、通常営業なし)からは、「地にねざす絵画」と題し、藤原顕太さん(芸術文化コーディネーター、社会福祉士)をゲストにお迎えして、大平さんとのトークを行います。
料金1500円(エクレア、飲みもの付)。定員35名、事前予約制。
藤原顕太さんは、舞台芸術制作者を中心としたアートマネージャーのコレクティブである一般社団法人ベンチの理事を務め、高齢者福祉施設でのアーティスト・イン・レジデンス「クロスプレイ東松山」の事業等に携わっていらっしゃいます。
ご予約お申し込みはこちらから。

展覧会の会期は7月30日(水)までとなります。