古楽器によるフランス・バロック音楽のひととき
ずっとNANAWATAの空間で聴きたいと思っていた、待望の古楽器コンサートを開催しました。
出演は新井道代さん(フラウト・トラベルソ)、矢口麻衣子さん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、秋山幸生さん(テオルボ、バロックギター)でした。
それぞれの古楽器の説明を交えながら演奏された曲は、フランソワ・クープランのクラヴサン曲集第3巻 第14組曲より「恋のうぐいす」(1722)、マラン・マレのヴィオル曲集第4巻 異国趣味組曲より「夢見心地」、「アラベスク」(1717)、ジャック=マルタン・オトテールのフルートと通奏低音のための組曲 ト短調 作品5-1(1715)。
休憩を挟んで後半は、ルイ・ド・ケ=デルヴロワのフルートと通奏低音のための組曲 ハ長調 作品6-4(1736)、ロベール・ド・ヴィゼーの組曲ハ短調より「プレリュード」、「嘆き」、フランソワ・クープラの王宮のコンセール第1番(1722)。
アンコールはクープランの王宮のコンセール第2番より「エコー」でした。
コロナ禍の影響で3年越しの企画でしたが、予約は早々に満員御礼となりました。
多くの方にお楽しみいただいて、しみじみ嬉しい時間でした。
ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました!