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大平由香理 地(つち)ならば
2025年4月29日(火/祝)~7月30日(水)
私はこれまで様々な地に訪れ、そこでの出会いや経験を作品に描いてきました。
本展のタイトルである「地(つち)ならば」は、川越を訪れた際に市内の氷川神社境内で出会った万葉集歌人である山上憶良の「惑へる情(こころ)を反さしむる歌」の歌碑よりその一部を引用しています。
川越の街並みを歩いていると多様な時代の建物が混在し、幾つかの時間軸を往来するような不思議な感覚になります。それと同時に、脈々と地(つち)につながる悠久の時の流れを感じます。
今回の展覧会を通じ、私が感じたこの地のこれまでとこれからに想いをはせていただける機会となれば幸いです。
時を告げる 2025年

大平由香理 プロフィール
主に日本画の画材と技法を用いて各地で滞在制作を行い、自身が出会った光景や事象を元に作品制作を続けている。2013年 東北芸術工科大学大学院 日本画研究領域修了。主な展覧会に「北アルプス国際芸術祭」(長野、2017年)、「VOCA展」上野の森美術館(2019年)、「アーティスト・イン・レジデンスつなぎ」つなぎ美術館(熊本、2019年)、「 第8回東山魁夷記念日経日本画大賞展」上野の森美術館 (2021年)、「アーティストインミュージアムVOL12 大平由香理」岐阜県美術館(2022年)など。公益財団法人吉野石膏美術振興財団 若手美術家の在外研修に対する助成 採択(研修国 アメリカ)。
関連イベント
2025年6月1日[日]午後2時(午後1時開場、通常営業なし)
トーク「地にねざす絵画」
- ゲスト
- 藤原顕太(芸術文化コーディネーター、社会福祉士)
- 料金
- 1500円(エクレア、飲みもの付)
- 定員
- 定員35名、事前予約制
藤原顕太 プロフィール
1980年神奈川県生まれ。芸術文化コーディネーター、舞台芸術制作者、社会福祉士。
福祉系大学を卒業し、舞台芸術のマネジメントや中間支援に携わった後、2017年から福祉と舞台芸術に関わる活動を始める。
2021年、舞台芸術制作者を中心としたアートマネージャーのコレクティブである一般社団法人ベンチを設立し、理事を務める。
高齢者福祉施設でのアーティスト・イン・レジデンス「クロスプレイ東松山」、アクセシビリティ・コーディネート、障害がある人の芸術文化活動支援、アーティストやアートマネージャーの相談支援・人材育成等の事業に携わる。
NPO法人Explat副理事長。
交通アクセス

〒350-0056 埼玉県川越市松江町2-4-4
TEL:049-237-7707 FAX:049-237-7708
メール:info@nanawata.com
西武新宿線本川越駅より徒歩10分
JR・東武東上線川越駅、東武東上線川越市駅より徒歩20分
東武バス06系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「松江町二丁目」徒歩1分
東武バス01系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「仲町」徒歩4分