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大塚直人 絵を描くよろこび

2021年2月5日(金)~4月25日(日)

画家の万年山えつ子さんが主宰し、川越市内で25年間活動を続けてきた、心に病をもつ人たちのアトリエ「カルディア会」(カルディアはギリシャ語で「心」という意味)。鴻巣市の知的障害者施設で生活する大塚直人さんは、そのアトリエに18年ほど通って絵を描き続けてきました。記憶に残る風景、好きな食べもの、ユニークな動物たちを、もっぱらクレヨン、色鉛筆、マジックペンで描いています。

新型コロナウイルス感染症の影響で、現在は制作活動を休止していますが、大塚さんの絵からあふれる豊かなエネルギーを見ていただきたいと思い、展覧会を企画しました。

「アウトサイダー・アート」や「アール・ブリュット」など、アートの世界には、芸術の専門的な教育を受けていない人や、さまざまなハンディキャップをもつ人の作品を積極的に評価する言葉があります。もちろん本来は、芸術表現に教育や障害の区別は必要ないでしょう。

絵を描くよろこびがみんなを明るく照らし出す、そんな空間が生まれることを願っています。

大塚直人 プロフィール

1949年東京都生まれ。子どもの頃、叔父の日本画家・大塚堅二郎(1921-1992)に絵の手ほどきを受け、16歳で二科展に入選。その後は家庭の事情で絵を描くことができなくなり、埼玉県鴻巣市の知的障害者施設で生活する。
2002年、後見人の弁護士の紹介でカルディア会を訪れ、再び絵を描きはじめる。2003年に鴻巣市文化センターで初個展。2004年には原爆の図丸木美術館で「絵を描くチカラ 大塚直人と仲間たちの展覧会」開催。

交通アクセス

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駐車場:提携駐車場(らくだプラザ)あり

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