アートギャラリーArt Gallery
山内若菜 川越紀行
2020年8月1日(土)~10月28日(水)
何を見ても手が動き、何かを描かずにはいられない。
そんな人を「絵描き」と呼ぶのであれば、山内若菜は「絵描き」です。
「絵描き」は「絵画」という現実と幻想の境界を、畏れずに進んでいきます。
川越は「蔵造りの町並み」として知られていますが、「和」のイメージだけの街ではありません。西洋文化を敏感に採り入れた、モダンな和洋折衷の建築も数多く残されています。「和」でも「洋」でもなく、「古く」も「新しく」もない。「絵描き」の眼差しは、そんな川越の街に鋭く反応し、どこにも存在せず、しかしどこかで見覚えのある、幻影のような心象風景を描き出しています。
季刊誌『NANAWATA NOTE 03』に掲載した作家インタヴューは、こちらからご覧いただけます。
山内若菜 プロフィール
1977年神奈川県藤沢市生まれ。武蔵野美術大学短期大学部専攻科美術専攻修了。
2009年よりロシアで「シベリア抑留」を忘れない文化交流を開始。以後、日露友好のための個展を継続。
2011年より福島、岩手でのフィールドワークを重ね、福島の母や牧場を描いた展示を各地で開催している。
ロシア国立極東美術館に作品収蔵。
関連イベント
10月25日(日)15:00(14:00開場)
トーク「描くこと、生きること」
- ゲスト
- 岡本同世(毎日新聞ウェブ編成センター)
- 料金
- 1000円(エクレア・ドリンク付き)
- 定員
- 20名(終了しました)
岡本同世 プロフィール
1977年島根県の石見地方生まれ。新聞社でニュースサイトの編集などを担当。
山内若菜作品との出会いは2018年5月、銀座・中和ギャラリーでの個展。対話により変化を重ねる絵に関心を持っています。
山内若菜さんと岡本同世さんのトークの抄録は、こちらからご覧いただけます。
交通アクセス
〒350-0056 埼玉県川越市松江町2-4-4
TEL:049-237-7707 FAX:049-237-7708
メール:info@nanawata.com
西武新宿線本川越駅より徒歩10分
JR・東武東上線川越駅、東武東上線川越市駅より徒歩20分
東武バス06系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「松江町二丁目」徒歩1分
東武バス01系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「仲町」徒歩4分