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吉國元展「来者たち」

2020年2月2日(日)~5月2日(土)

「来者」という言葉は、来客、訪ねてくる人、そして後に生まれる人という意味があります。近年では詩人の大江満雄氏がハンセン病者について「癩者は来者である」と書き、未来からやってきた啓示という意味を「癩者/来者」という言葉に込めました。僕は、僕なりにですが、絵を描く事を通じた他者との邂逅、そのような願いを込めて来者という言葉を使用したいと思いました。過去だけではなく未来をも志向すること。来者たちとはこれから新しく出会う人たちの事でもあります。それは僕にとって、ジンバブウェに始まり、そして今も生まれようとしている、ずっと先の未来へと連続する生の顕れなのです。
(作家ステートメントより)

参考文献
木村哲也編『 癩者の憲章ー大江満雄ハンセン病論集』大月書店、2008年
木村哲也著『 来者の群像』水平線、2017年

吉國元 プロフィール

美術家。1986年ジンバブウェ・ハラレ生まれ。
父はジンバブウェ現代史、アフリカ人都市労働史を専攻した社会学者。幼少時より絵を始め、主にアフリカで出会った人々の肖像を描いている。1996年日本に移住。高校を卒業後に主に清掃の仕事を5年間続けた後、社会人として2011年に多摩美術大学造形表現学部造形学科油画科に入学。2015年卒業。現在もアフリカの経験と記憶を基に絵を描き続けている。2020年、在日アフリカ人を取材する『MOTOマガジン』を出版予定。
吉國元website https://www.motoyoshikuni.com/

関連イベント

3月1日(日)14:00(13:00開場)

トーク「なぜアフリカを描き続けるのか」

  • ゲスト
    塚田美紀(世田谷美術館学芸員)
  • 料金
    1000円(菓子ドリンク付)
    定員
    40名
塚田美紀 プロフィール

世田谷美術館学芸員。学生時代より中南米文化に関わり、同館ではメキシコの写真家アルバレス・ブラボの大回顧展(2016年)などを担当。所蔵品による1990年代のアフリカ現代美術展(2018-19年)の担当を契機に、アフリカ世界に関心を深めつつある。

交通アクセス

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駐車場:無し(近隣にコインパーキングあり)

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