アートギャラリーArt Gallery
安藤榮作 磁力の核へ
2021年7月27日(火)~10月24日(日)
手斧一本で木を彫り刻み続ける安藤榮作。
無数の打痕が表面を覆い尽くす彫刻には、ゆるやかな生命のエネルギーが流れています。
不安定な社会情勢の中にあって、魂の揺るがぬ磁力の核へ接近する彫刻家の宇宙をご覧ください。
季刊誌『NANAWATA NOTE 07』に掲載した作家インタヴューは、こちらからご覧いただけます。
安藤 榮作 プロフィール
彫刻家。1961年東京都墨田区生まれ。福島県いわき市で制作活動をしていたが、2011年に東日本大震災で被災、原発事故を機に奈良県明日香村へ移住する。現在は天理市にアトリエを構える。2003年リアスアーク美術館、2013年原爆の図丸木美術館、2017年井原市立田中美術館ほか、ギャラリーTAGA、ギャラリーいわき、ギャルリー志門など個展開催多数。2017年第28回平櫛田中賞受賞。2020年第10回円空大賞円空賞受賞。
関連イベント
2021年9月20日(月/祝) 午後2時(開場午後1時)
トークイベント「もうひとつの時計の針を動かす」
- ゲスト
- 大越 久子(埼玉県立近代美術館 学芸員)
- 料金
- 1500円(エクレア・飲物付)
- 定員
- 25名 ※終了しました
大越 久子 プロフィール
埼玉県立近代美術館学芸員。2008年に「丸木スマ展 樹・花・生きものを謳う」展を担当。丸木スマの世界と世代を超えて共演する3人の美術家の1人として、安藤榮作に参加を依頼した。著書に『小村雪岱―物語る意匠』(東京美術、2014年)。
安藤さんと大越さんのトークの抄録は、こちらからご覧いただけます。
2021年10月10日(日) 午後2時(開場午後1時)
徳山美奈子ピアノコンサート
- ゲスト
- 徳山 美奈子(作曲家・ピアニスト)
- 料金
- 3500円(エクレア・飲物付)
- 定員
- 25名 ※終了しました
徳山美奈子 プロフィール
東京藝術大学、ベルリン芸術大学卒業。作曲を尹伊桑に師事。1997年度ウィーン国際作曲コンクール優勝。受賞作のバレエ作品「メメント・モリ」が、ウィーン・オペラ座バレエ団により上演。2006年浜松国際ピアノコンクール課題曲「ムジカ・ナラ」等が代表作。凛として優美な作風は内外の多くの演奏家に愛されている。2018年制作「序の舞〜上村松園の絵に基づく〜」は、仏紙Le Monde紙に「絹のように繊細な音楽」と評された。厚生労働省社会保障審議会舞台芸術専門委員。
【演奏曲目】
①序の舞〜上村松園の絵に基づく〜
②新作小品集より初演
海の見える家 通りゃんせはコワイ 子猿を連れたお猿のかごや
③ムジカ・ナラ
④FlyngBirds
⑤安藤榮作の彫刻作品に寄せる新作初演と即興
王と王妃 風の中の女のトルソ 西への道、東への道 歩くモコモコ 磁力の核へ
交通アクセス
〒350-0056 埼玉県川越市松江町2-4-4
TEL:049-237-7707 FAX:049-237-7708
メール:info@nanawata.com
西武新宿線本川越駅より徒歩10分
JR・東武東上線川越駅、東武東上線川越市駅より徒歩20分
東武バス06系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「松江町二丁目」徒歩1分
東武バス01系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「仲町」徒歩4分