アートギャラリーArt Gallery
木藤恭二郎 希望の痕跡
2021年5月1日(土)~7月25日(日)
木藤恭二郎は、画面の奥に佇むかすかな凹凸を探り出し、手触りのような視覚をよりどころに、淡い色彩の絵具を載せて、馴染ませ、包みこみ、形象と余白の境界が溶け合うような絵画をつくります。
そのひそやかな手仕事の痕跡からは、静かな詩が聴こえてきます。
季刊誌『NANAWATA NOTE 06』に掲載した作家インタヴューは、こちらからご覧いただけます。
木藤 恭二郎 プロフィール
1952年埼玉県川越市生まれ、川越市在住。長く町工場で働きながら、溶接などの仕事の合間に膨大なメモを書き記し、その構想をもとに「始まりの場所」「時間の休日」などの絵画シリーズを作成して、日仏国際美術展や別府現代絵画展、伊豆美術際絵画展、世界堂絵画大賞展、KOEDO KAWAGOE TRIENNALEなど各地の展覧会で数多くの賞を受賞する。1990年代後半より継続的に東京、埼玉で個展を開催。作品は別府市美術館、浜松市美術館、伊東市、宇フォーラム美術館などに収蔵されている。
関連イベント
2021年6月13日(日)午後2時(開場午後1時)
トークイベント「手仕事をめぐる対話」
- ゲスト
- 水沢 勉(神奈川県立近代美術館 館長)
- 料金
- 1500円(エクレア・飲物付)
- 定員
- 25名 ※終了しました
水沢 勉 プロフィール
1952年神奈川県横浜市生まれ。神奈川県立近代美術館 館長。ドイツ語圏および日本の近現代美術に関心を抱き、その交流史についても論じる。著書『この終わりのときにも 世紀末美術と現代』(思潮社、1989年)。共著『モダニズム/ナショナリズム——1930年代日本の芸術』(せりか書房、2003年)など。
水沢さんと木藤さんのトークの抄録は、こちらからご覧いただけます。
交通アクセス
〒350-0056 埼玉県川越市松江町2-4-4
TEL:049-237-7707 FAX:049-237-7708
メール:info@nanawata.com
西武新宿線本川越駅より徒歩10分
JR・東武東上線川越駅、東武東上線川越市駅より徒歩20分
東武バス06系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「松江町二丁目」徒歩1分
東武バス01系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「仲町」徒歩4分