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須惠朋子 ニライカナイを想う

2024年8月10日(土)~11月6日(水)

ニライカナイとは、沖縄で海の向こうにあると言われる理想郷。

生者はニライカナイから来て、死者はニライカナイへ還ると言われています。

須惠朋子さんは、琉球の創世神アマミキヨが降り立ったという「神の島」久高島へ通い、その海や空を体感して、「ここではないどこか」を希求するように絵画を描き続けています。

岩絵具の美しさを生かした端正な画面は、観る者の心を解きほぐし、豊かな気持ちにさせてくれます。

NANAWATAの開設5周年を記念して、第1回目の個展作家である須惠さんに、再び個展をしていただくことになりました。

 


 

ニライカナイを想う(部分) 2020年

 

季刊誌『NANAWATA NOTE 19』に掲載した作家インタヴューは、こちらからご覧いただけます。

須惠朋子 プロフィール

1975 東京都生まれ

2001 女子美術大学絵画科日本画専攻卒業女子美術大学美術資料館収蔵作品賞

2003 女子美術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻(日本画)修了

2005 春季創画展(’07、’09、’11-’24)

2006 創画展(’15-’23

2013 どこかでお会いしましたね(うらわ美術館、埼玉会館、~’23)

2016 美術新人賞デビュー2016 準グランプリ

2021 東山魁夷記念 日経日本画大賞展(上野の森美術館、’24)

2022 美の精鋭たち2022 十花の毒 (宇フォーラム美術館)

2022 HIRAETH 須惠朋子 /岩野雅代(松坂屋上野店)

2023 須惠朋子 五十嵐桃子 展 ~清澄風景~(art space ruriro・埼玉)

2023 さいたま国際芸術祭2023「創発inさいたま」 またお会いしましょう-対極を超えて-(埼玉会館)

2023 さいたま国際芸術祭2023「創発inさいたま」 Women’s Lives 女たちは生きている-病い、老い、死、そして再生(さいたま市プラザノース・ノースギャラリー)

他、個展・グループ展・団体展・海外展など、多数。詳しい活動歴はwebsiteをご覧ください。

須惠朋子website http://tsue.sakura.ne.jp/

関連イベント

2024年9月1日(日)午後2時(午後1時開場)

トーク「〈はざま〉で問い続けること、描くこと」

  • ゲスト
    中村 沙絵(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
  • 料金
    1500円(エクレア・飲みもの付)
    定員
    35名=終了しました
中村沙絵 プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科・准教授。専門は人類学、南アジア地域研究。

著書『響応する身体——スリランカの老人施設ヴァディヒティ・ニヴァーサの民族誌』(ナカニシヤ出版、2017年)で第3回生存学奨励賞、第45回澁澤賞、第7回日本南アジア学会賞を受賞。共編著に『汚穢のリズム きたなさ・おぞましさの生活考』(左右社、2024年)。

 

 

 

須惠さんと中村さんのトークの抄録はこちらからご覧いただけます。

2024年10月26日(土)午後2時(午後1時開場)

縄文笛コンサート/須惠朋子作家トーク

  • ゲスト
    縄文笛 つよし(縄文笛、自作の土笛、フルート他演奏)
  • 料金
    一般3000円/学生2500円(エクレア・飲みもの付)
    定員
    35名=終了しました
縄文笛 つよし プロフィール

1967年福岡県生まれ。視力障害のため小・中と盲学校に通い、10歳よりリコ-ダー、15歳よりフル-トを学ぶ。

昭和音楽大学にてフル-トを故・吉田雅夫氏に師事。

1988年にインドを旅し、病に倒れ視力をほとんど失う。療養中、土笛と偶然出会い、製作を始める。

1989年春、新宿の路上にて演奏活動開始。自作の土笛に「縄文笛」と名付け、コンサ-トを行う。

 

交通アクセス

NANAWATA への地図

〒350-0056 埼玉県川越市松江町2-4-4
TEL:049-237-7707 FAX:049-237-7708

メール:info@nanawata.com

西武新宿線本川越駅より徒歩10分
JR・東武東上線川越駅、東武東上線川越市駅より徒歩20分

東武バス06系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「松江町二丁目」徒歩1分
東武バス01系統(川越駅東口発、本川越駅経由)「仲町」徒歩4分

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